「一生もの」には騙されない
先日、紹介させていただいた著書「少ないもので贅沢に暮らす」の中にもありましたが、
漆器を一生ものと言われ買い、修理にいざ持っていったら、
「買った方が安いですよ」と言われがっかりしたそうです。
よくいう「一生もの」ってなんでしょう?
上質だから飽きないとか、
丈夫で壊れないとか、
修理できるとか、
ロングセラーとか。。。
人は変わります。
生活も変わります。
どんなに上質でも、頑丈で壊れなくても、好みが変わることもあります。
たとえ好みが変わらずとも、身につけるものならば似合わなくなることや、
日用品なら、ライフスタイルによっては合わなくなることも。
確かにずっと好きなものもあります。
変わらないものもあります。
でも、それって自分の一生のうちどれくらいの比率なんでしょう。
私は人生80年としたら、ちょうど折り返し地点。
「いま」の自分の身の丈に合う暮らしは、これからも変わることはないと思います。
「一生もの」と決めつけず、広い視野でモノゴトすべて見つめていけたらいいな。
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